May 28, 2005

青い性とジェンダーフリー教育



小学校の副読本「生命はどうやってできるか/ポプラ社」の記述
"人間は、動物のように子どもをつくるためだけでなく、おたがいの心とからだのふれあいや、その心地よさをもとめて性交をするのです。"
のくだりが子供の心と年齢を考えていないという意見が自民党女性議員から発せられた。

そして、master fool教授の出す見解は以下の通り
①成人は子どもをつくるためにsexをしてはいけないのか? →No
②小学生は子どもをつくるためにsexをしてはいけないのか? →No
③小学生が子どもをつくった場合、成人に比べ本人達が不幸せになる可能性が高いか? →Yes
④成人は心地よさをもとめてsexをしてはいけないのか? →No
⑤小学生は心地よさをもとめてsexをしてはいけないのか? →No
⑥小学生が心地よさをもとめてsexをした場合、成人に比べ子供を作ってしまう可能性が高いか? →Yes

つまり、
性教育ではsexのメカニズムと共にリスクをしっかり教える必要があるよねって事。

"小学生はsexに対する判断やリスク意識が低いからあまり教えない方が良い" というのが保守的考え方。
"性知識の低年齢化が進んでいるから問題が起こらない内に正しい知識を教える"
というのが日教組的考え方。

どっちも言ってる事は激しく間違ってないんだけど、要はバランスだよ。
もうちょい歩み寄りなさい君ら。

sexのリスク(当然、子供だけじゃなく病気もね)をきっちり教えた上で
「義務教育終了後はsexのリスクを判断出来ている可能性が高いからsex可」
「義務教育終了まではsexのリスクを判断出来ている可能性が低いからsex不可」
という風にsexに対する判断やリスク意識が高い大人達(笑)がルールを決めて教えてやらないと。

現実的には自分でお金を稼いで、自分の力で生活してみないと子供を作る事のリスクってわからないモノだけどね。普通の人間には。そういう機会を若いうちに作ってやるっていう事も教育的に必要だと思いますよ。

「たばこは体に害があるから吸っちゃダメ!」
って言いながら「大人はイイ」じゃ若者も納得いかないって話よ。
どうして大人はイイかという明確な理由を決めて教えてやらないと。

という事で、今回の結論。
①義務教育終了まではsexするな!させるな!
②どんなsexでも覚悟を持って行え!
③快楽は常に危険と隣り合わせって事を忘れるな!

あと、ジェンダーフリー教育について、
男女の性別で差別しないってトコは間違ってないけど、
"男らしくない腐男子の如き男"が多数世の中にはびこってる現状はダメなんだよ。

だいたいそんな男が「だって男女同権じゃん」とかウザく言うのよ。
男女同権の前に人間全員が世の中の全てにおいて等しく権利を持っていると考えてるんなら大間違いだぜ。この頭でっかちが!

世の中をしっかり自分の目で見てみろよ。
君の周りでは全ての人間が平等に幸福に暮らしているか?

人に迷惑をかけ続ける人間と幸せを与え続ける人間じゃ世間の扱いは違うわな。 それが健全な社会だよ。

"自分の権利ばかり主張し、社会に対する義務を考えた事もない人間が増えすぎた"現状が戦後教育の影響だとしたら、教育ももうちょっと考えなおす必要があるんじゃない?




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