May 7, 2005

プロ野球 セ・パ交流戦スタート



日本プロ野球でセ・パ交流戦が始まった。 目的はパ・リーグ各球団の経営改善との事。
交流戦によるパ・リーグ各球団の増収は楽天をトップに約4億~7億円という試算。

プロ野球全体のイキオイがない現状では、とてもヨイ事。
でも、これ以上国内の交流戦を増やしちゃダメだよ。
増やすならアジアシリーズみたいに韓国、台湾、中国のチームと。
レアだからファンが喜んで注目してる訳だから。

それはさておき、
2005年プロ野球はパ・リーグだけじゃなくセ・リーグだってイキオイがない。
セ・リーグの公式戦観客数は、今季から実数発表となった影響もあり、第1クール終了時(開幕~5月5日)で昨年比42万9千人減。

第1クールの観客動員数No.1は阪神タイガースの65万9489人。
2005年度、日本で一番人気のある球団は巨人と思いきや阪神という事に。
やっぱ地元に愛されてるもんなぁ。

関東人が地元を愛する以上に、関西人は地元を愛する人種なんです。

という訳で、
今後の日本プロ野球の発展の為にいくつかアイデアを。

①野球クジ導入
totoみたいに複数のチームの勝利を予想させるんじゃなくて、1つのチームの勝ち負け数を予想させた方が熱くてヨイ。1試合~9試合ぐらいの範囲でベット出来れば倍率のバリエーションをつける事も可能。
やっぱ、チームの勝利が自分の損得にかかわれば自然と応援も熱くなるし、他のギャンブルより熱いシステムにすれば新たなファン獲得になります。

②外野席の一部を居酒屋化
お通し1000円ぐらいで完全居酒屋化。
「ガード下の焼き鳥屋系」「おしゃれな個室呑み屋系」「ホテル最上階のBAR系」の3パターンを用意し、色々な層の取り込みを狙う。
野球観戦はメインではなく、コミュニケーションの付加価値として、ビアガーデンの泥レス的位置付けとする事でライトユーザーを獲得。
野球の試合がない日にはなにか別のスポーツorイベントを行い、育てます。

③リーグの二部制化
サッカーのJ1&J2みたいに二部リーグ制にして入れ替え戦を行う。
今のシステムだと最下位でも5位でも実質的には変らないけど、入れ替えがあれば当然5位の価値が高まり、順位が低い場合もシーズン後半の試合が熱いものになる。これは各国サッカーリーグで実証済。

見る側、参加する側をより楽しませる為に努力するのが、エンターテイメント業界に携わる者の基本。プロ野球はスポーツエンターテイメントの王者だっただけに努力をサボっちゃったけど、まだまだ取り返しがつく段階だから頑張って!今年から始まった各種交流戦やアジアシリーズは、あたりまえの直球アイデアだけど、体質を変えようとしてる所はとても評価出来ます。

日本野球機構さん、日本プロ野球選手会さん、プロ野球を今以上に盛り上げたければ声かけて下さい。同じエンターテイメント業界に携わる者として、直球でも変化球でもアイデア出しますよ。




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