February 28, 2009

本音と建前


去年から今年にかけて "今の内閣では次の選挙を乗り切れない!"とか
"解散・総選挙はいつするんだ!"とか
頻繁に報道されていますが、

多くの国民が政治に求めているのはそんな事じゃないですよ。たぶん。
平和で豊かな国でちょっとエキサイティング出来ればそれで良いんです。たぶん。
さらに自分が日本の標準より経済的に豊かになれそうならなおグッドです。たぶん。

国民の支持を得たいなら、もっと耳ざわりの良い建前を宣伝しないと。
"景気対策を優先"とか"国民の生活が第一"とか"We Can Change"とか。

"次の選挙で自分が当選したい"なんて本音は露出しても、
まったく意味が無い気がするんですけどね。

本音(目的)を実現する為の建前(手段)。
選挙で勝つ為にはもう少しエンターテイメント性を取り入れていくべきなのかも しれませんね。

小泉さんの時にはX-JAPANの曲がよく流れていたじゃないですか。
あんな感じですよ。

建前(たてまえ) ... 公に表す行動・意見。社会・立場から期待・要求されること
本音(ほんね) ... 真実の感情・欲求。社会・立場から期待・要求されることと異なる場合がある



サマータイムブルース ~ Love Me Tender / RCサクセション




February 21, 2009

目的と手段


多くの人や団体や規則には目的があります。
その目的を達成する為に行うのが手段。

近年の(?)報道では目的と手段をくそみそに混ぜて水掛け論を展開したり、
目的を考えず手段だけを取り上げて問題だと騒いでいる事が多い。

わかりやすい例でたとえると、犯罪者の射殺とか。

よく海外の映像を見ていると
人質をとって篭城した犯罪者を警官が射殺するシーンを見かけます。

さて、この警官による殺人は是か否か?

警官は市民の安全を守る目的の為に殺人という手段を使った。
ここで手段の殺人だけ取り上げて、
"人を銃で撃ち殺すなんて残酷だ"とか"犯罪者の人権が"とか"遺族感情が"とか 論外ですよね。

次回、なにかの報道に接した際に目的と手段を意識してみて下さい。
きっとちょっとおもしろいですよ。